個人の方はこちら マンガで知る 採用メディア パートナー募集(顧客に提供) 人材会社の方へ(自社で使う)
採用管理システム(ATS)

中小企業の採用管理

Excel採用管理の個人情報リスクと中小企業の対策法

中小企業の採用管理

監修:株式会社ストラテジックマーケティング「キャリアカ運営事務局」

Excelで応募者情報を管理する中小企業の採用担当者がセキュリティ対策を確認している様子

専任の人事がいない中小企業では、応募者情報をExcelやスプレッドシートで管理していることが珍しくありません。便利な反面、気づかないうちに個人情報の管理リスクを抱えているケースもあります。今日からできる見直しポイントを整理しました。

採用情報の管理が甘くなりやすい理由

中小企業の採用担当は他の業務と兼任していることが多く、応募者情報の管理に十分な時間を割けないのが実情です。応募者の氏名・連絡先・経歴・面接評価などは個人情報にあたるため、本来は社内の重要情報として扱う必要があります。

しかし日々の業務に追われる中で、共有フォルダの権限設定やファイルの保管ルールまで手が回らず、なんとなく運用が続いているケースは少なくありません。問題が起きてから気づくのではなく、平時に見直しておくことが大切です。

Excel・スプレッドシート運用で起こりがちなリスク

小さなミスが積み重なることで、情報漏洩や誤送信につながることがあります。代表的なリスクを知っておくだけでも、日々の運用で気をつけるポイントが見えてきます。

最低限整えておきたい管理ルール

セキュリティ対策というと大掛かりに聞こえますが、まずは運用ルールを明文化するだけでも効果があります。誰が・いつ・どこまでアクセスできるかを決め、関係者に周知することが出発点です。

特に中途退職者が出たタイミングは、アクセス権限の見直しを忘れやすいポイントです。人の入れ替わりがあるたびに権限を棚卸しする習慣をつけておくと安心です。

専任がいなくても続けられる仕組みにする工夫

ルールを作っても、運用が複雑だと続きません。専任の担当者がいない前提では、できるだけシンプルな仕組みにすることが長続きのコツです。

例えば、応募者情報を保管する場所を一本化し、個人のPCやローカル保存を禁止するだけでも管理の見通しが良くなります。また、半年に一度など決まったタイミングでアクセス権限と保管データを棚卸しする運用にしておくと、負担を抑えながら最低限の管理水準を保てます。

第三者から得る評価情報を扱う際の注意点

リファレンスチェックのように、候補者の上司や同僚など第三者から評価を取得する場合は、本人の同意取得や取得後の情報管理がより重要になります。誰が・どの範囲で閲覧できるかを事前に決めておくことは、候補者本人や推薦者への配慮にもつながります。

自社で収集・保管・共有までをすべてExcelベースで行うと、アクセス権限の管理が煩雑になりやすい領域でもあります。こうした情報を一元的に可視化し、同意取得から共有範囲の管理までを仕組み化できるサービスを活用することも、管理負担を抑える選択肢の一つです。

この記事のまとめ

よくある質問

Excelで応募者情報を管理すること自体は問題ないのでしょうか。

ツール自体が問題というより、運用ルールが整っていないことがリスクの原因になります。アクセス権限の管理や保管期間の設定など、基本的なルールを決めて運用すれば、Excelでも一定の管理水準は保てます。

不採用になった応募者の情報はいつまで保管すればよいですか。

法律で一律の期間が定められているわけではありませんが、利用目的に照らして必要以上に長期間保管しないことが望ましいとされています。社内で保管期間の目安を決め、過ぎたものは定期的に削除する運用がおすすめです。

共有スプレッドシートのアクセス権限はどのように管理すればよいですか。

役割ごとに閲覧・編集権限を分け、退職や異動が発生したタイミングで速やかに見直すことが基本です。定期的な棚卸しをスケジュールに組み込んでおくと、権限の残存を防ぎやすくなります。

資料請求30日無料お試し