個人の方はこちら マンガで知る 採用メディア パートナー募集(顧客に提供) 人材会社の方へ(自社で使う)
採用管理システム(ATS)

採用管理システムの選び方

採用規模・フェーズ別に見る採用管理システム選定基準

採用管理システムの選び方

監修:株式会社ストラテジックマーケティング「キャリアカ運営事務局」

採用規模とフェーズに応じた採用管理システムの選定基準を示すイメージ図

採用管理システムの比較記事は数多くありますが、同じ機能でも自社の採用規模やフェーズによって必要度は大きく変わります。本記事では、採用人数や成長段階ごとに重視すべき選定基準を整理します。

なぜ「規模・フェーズ」で選定基準が変わるのか

採用管理システムの機能一覧を見ると、進捗管理・スカウト連携・面接日程調整・分析レポートなど多岐にわたります。しかし、これらすべてが自社にとって必要とは限りません。

年間の採用人数が少ない企業にとっては、高度な分析機能よりも入力のしやすさや価格の安さが重要になることがあります。一方、採用人数が多い企業では、複数の採用担当者間での情報共有や権限管理の仕組みが欠かせません。

つまり、比較表のスコアが高いシステムが自社にとって最適とは限らず、まず自社の採用規模とフェーズを言語化することが選定の出発点になります。

採用人数別に見る選定基準の目安

採用管理システムを検討する際は、年間の中途採用人数を一つの軸として考えると整理しやすくなります。以下はあくまで一般的な傾向であり、業種や職種によって前後します。

成長フェーズによって重視すべきポイントが変わる

採用人数だけでなく、企業の成長フェーズも選定基準に影響します。急激に採用人数を増やす計画がある企業と、安定的に一定数を採用し続ける企業とでは、求める柔軟性が異なります。

急成長期にある企業は、採用担当者の増員や職種の多様化が短期間で起こりやすいため、拡張性やアカウント追加のしやすさを確認しておくと安心です。初期費用が低くても、人数やアカウント数に応じて料金が段階的に上がる仕組みの場合、想定より早く上位プランへの移行が必要になることがあります。

一方、採用人数が安定しているフェーズでは、新しい機能よりも、現場に定着している運用フローを崩さずに使い続けられるかどうかが重要な判断軸になります。

規模の変化を見越した「将来の要件」も整理しておく

導入時点の採用規模だけでなく、1〜2年後に想定される変化もあわせて整理しておくと、乗り換えの手間を減らせます。例えば、今期は中途採用のみでも、来期から新卒採用や海外拠点の採用を始める計画がある場合、対応できる選考フローの幅を事前に確認しておく必要があります。

逆に、将来の拡張性を意識しすぎて現時点で過剰な機能を持つシステムを選ぶと、使いこなせない機能にコストを払い続けることになりかねません。現在の規模に合った機能と、将来的に必要になりそうな機能を分けて整理することが実務上のバランス点になります。

機能比較の前に自社の変数を書き出す

規模・フェーズ別の選定基準を踏まえたうえで、実際の比較検討に入る前に、自社特有の変数を書き出しておくと比較がスムーズになります。

特に、採用担当者の人数、現場の面接官がシステムにどこまで関与するか、求人媒体との連携範囲は、どの規模・フェーズの企業にとっても共通して確認しておきたい項目です。

なお、選考プロセスの可視化だけでなく、内定後の見極め材料として第三者評価(リファレンスチェック)を取り入れる企業も増えています。こうした評価情報をどこで管理し、選考データと紐づけるかも、システム選定時にあわせて検討しておくとよい論点です。

この記事のまとめ

よくある質問

採用人数が少ない場合、採用管理システムは不要ですか。

人数が少なくても、応募者情報が複数の媒体やメールに分散している場合は、管理の手間や対応漏れのリスクがあります。無料プランや低価格帯のシステムから検討する企業も多く、規模が小さいことが導入見送りの直接的な理由にはなりません。

急成長期の企業はどのタイミングでシステムを見直すべきですか。

採用担当者の増員や職種の多様化が具体的に決まった時点で、現行システムのアカウント数上限や料金体系を確認するとよいでしょう。導入から時間が経っていなくても、規模の変化が前倒しで起きた場合は見直しの検討対象になります。

複数の規模・フェーズに対応できる万能なシステムはありますか。

幅広い規模に対応できるとうたうシステムもありますが、実際の使い勝手は自社の運用フローとの相性に左右されます。資料上のスペックだけでなく、無料トライアルやデモで自社の採用フローに当てはめて確認することをおすすめします。

資料請求30日無料お試し