面接対策
面接で伝わる話し方のコツ|結論から話すPREP法と実践例
面接で「話が長くなってしまう」「結局何を伝えたいのか分からなくなる」と感じたことはありませんか。この記事では、面接官に伝わりやすい話し方の型と、その説得力を高める工夫を具体的に紹介します。
面接で「話が伝わらない」と感じる理由
面接で緊張すると、頭に浮かんだ情報をそのまま話してしまい、結論が後回しになりがちです。面接官は限られた時間で多くの候補者と話すため、要点が見えない受け答えは印象に残りにくくなります。
話す内容自体が良くても、伝える順番が整理されていないと「論理的に考えられる人か」という評価に影響することがあります。話し方の型を持っておくことは、内容の質とは別に準備できる重要なポイントです。
PREP法とは?基本の構成を押さえる
PREP法は、Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論の再提示)の順で話す構成です。ビジネスの場面全般で使われる型ですが、面接の受け答えにも活用しやすい特徴があります。
この型を使うと、面接官は最初に「何の話か」を把握できるため、その後の説明が理解しやすくなります。長い経験談を話す場合でも、結論を先に置くことで聞き手の集中力を保ちやすくなります。
- Point:まず結論や要点を一言で伝える
- Reason:その結論に至った理由を述べる
- Example:理由を裏づける具体的なエピソードを話す
- Point:最後にもう一度結論を簡潔に繰り返す
結論ファーストで話す具体例
例えば「あなたの強みは何ですか」と聞かれた場合、多くの人はエピソードから話し始めがちです。しかしPREP法を使うと、まず「私の強みは課題解決の粘り強さです」と結論を述べてから、理由と具体例に進むことができます。
自己紹介の場面でも同様です。経歴を時系列で長く話すのではなく、「これまで〇〇の分野で成果を出してきました」と要点を先に伝え、その後に詳細を補足する構成にすると、聞き手にとって理解しやすくなります。
説得力を高める裏づけの伝え方
PREP法のExample(具体例)の部分は、話に説得力を持たせる大切な要素です。ここで自分の主観的な評価だけでなく、上司や同僚から実際に受けた評価コメントを添えると、話の客観性が増します。
例えば「粘り強く課題に取り組む姿勢を評価してもらいました」という自分の記憶だけでなく、実際に第三者から寄せられた具体的な言葉を引用できると、面接官にとって判断材料が増えます。こうした裏づけを事前に整理しておくことは、話す内容の準備にもつながります。
近年は、上司や同僚からの評価コメントを本人が自ら収集し、キャリアの記録として保有しておく方法もあります。面接の場で口頭説明の裏づけとして活用できるよう、日頃から評価の言葉をメモしておくと安心です。
話し方を練習する具体的な方法
PREP法は知識として理解するだけでなく、実際に声に出して練習することで身につきます。想定される質問に対して、結論・理由・具体例・結論の順で1分程度にまとめる練習をしておくと、本番でも落ち着いて話しやすくなります。
自分の話し方を客観的に確認するには、録音や録画をして聞き返す方法が有効です。話が長くなっていないか、結論が最初に来ているかを確認しながら、繰り返し調整していくとよいでしょう。
- 想定質問ごとにPREP法で1分程度の回答を用意する
- 声に出して練習し、時間を計ってみる
- 録音・録画で客観的にチェックする
- 家族や友人に模擬面接をお願いしてフィードバックをもらう
この記事のまとめ
- 面接では結論から話すPREP法を使うと要点が伝わりやすい
- 自己紹介や強みの説明も結論を先に述べる構成にすると理解されやすい
- 上司や同僚からの評価コメントを裏づけに使うと説得力が増す
- 録音や模擬面接で話し方を客観的に確認し、繰り返し練習することが大切
よくある質問
PREP法以外に使える話し方の型はありますか?
状況・課題・行動・結果の順で話すSTAR法もよく使われます。特に経験やエピソードを詳しく説明したいときに向いており、PREP法と組み合わせて使うこともできます。
オンライン面接でも同じ話し方でよいですか?
基本的な考え方は同じです。ただしオンラインでは間や表情が伝わりにくいため、結論をより短く区切って話すことを意識すると、聞き手が理解しやすくなります。
回答を覚えすぎると不自然になりませんか?
一言一句を暗記すると棒読みのような印象になりやすいです。結論と理由の骨組みだけを整理しておき、具体例の細かい言い回しはその場で自然に話すくらいが良い場合が多いです。