仕事評価

人事評価で損しない目標設定の書き方|MBOとOKRの違い

仕事評価

監修:株式会社ストラテジックマーケティング「キャリアカ運営事務局」

ノートに目標設定シートを書くビジネスパーソンのイメージ

人事評価のたびに「目標の立て方が分からない」「頑張ったのに評価されない」と感じる人は少なくありません。評価されやすい目標設定には型があります。MBOとOKRの違いを踏まえ、評価につながる書き方を解説します。

なぜ目標設定が評価の結果を左右するのか

多くの企業の人事評価は、期初に立てた目標の達成度を基準に行われます。つまり評価の良し悪しは、実は評価期間が始まる前の目標設定の段階である程度決まっているといえます。

曖昧な目標や達成基準が不明確な目標は、期末になって本人と評価者の解釈がずれやすく、不公平感につながりがちです。目標設定の時点で評価者とすり合わせておくことが、納得感のある評価の土台になります。

MBOとOKRの違いを理解する

MBO(目標管理制度)は個人やチームが自ら目標を設定し、その達成度を評価に反映させる仕組みです。日本企業の人事評価制度で広く採用されており、賞与や昇給と直結するケースが多いのが特徴です。

一方OKR(Objectives and Key Results)は、挑戦的な目標を設定し、必ずしも100%達成を前提としない運用がされることが一般的です。元々は組織全体の方向性をそろえるためのフレームワークで、評価と直接連動しない企業もあります。

自社がどちらの考え方に近いのか、あるいは独自の評価基準を採用しているのかを把握しておくと、目標設定の立て方や言葉選びを調整しやすくなります。

評価されやすい目標の立て方

評価されやすい目標には共通点があります。達成したかどうかを誰が見ても判断できる基準になっていることです。「頑張る」「意識する」といった定性的な表現は、評価者によって解釈が分かれるため避けたほうが無難です。

具体的には、数値や期限、状態の変化などで測れる形に落とし込みます。また、自分の業務範囲だけで完結する目標だけでなく、周囲との連携や後輩育成など、定量化しにくい貢献も言葉にしておくと、評価者が総合的に判断しやすくなります。

期中の振り返りと軌道修正の重要性

目標は立てて終わりではありません。半期や四半期ごとに進捗を振り返り、状況に応じて目標の優先順位や達成基準を見直すことが大切です。

特に事業環境や担当業務が変化した場合、期初に立てた目標がそのまま評価の基準になると実態と合わなくなることがあります。評価者との1on1などの場で、早めに状況を共有し、必要であれば目標の修正について合意しておくと、期末の評価面談でのずれを防げます。

自己申告だけに頼らない評価の残し方

目標達成度は自己評価として提出することが多いですが、自分の言葉だけでは客観性に欠けると感じられることもあります。達成の過程で上司や同僚、関係部署からもらった評価コメントやフィードバックを記録しておくと、自己申告を裏づける材料になります。

こうした周囲からの評価は、社内の人事評価制度の枠を超えて、転職活動や次のキャリアを考える際にも活用できる資産になります。第三者からの客観的な評価を記録・保有しておく考え方は、今後のキャリア形成において重要性が増していくといえるでしょう。

この記事のまとめ

よくある質問

目標が未達で終わった場合、評価はどうなりますか?

未達の理由や取り組みのプロセスも含めて評価される場合が多いです。外部環境の変化など自分の努力だけでは防げない要因があった場合は、期中の振り返りでその旨を共有し、記録しておくことが大切です。

MBOとOKRのどちらが評価されやすいのですか?

一概にどちらが評価されやすいとは言えません。自社がどちらの考え方を採用しているかによって、目標の立て方や評価者が重視するポイントが異なります。まずは自社の運用方針を確認することが先決です。

上司と目標の認識がずれていた場合はどうすればよいですか?

期末まで待たず、1on1や定例面談などの機会に早めにすり合わせることをおすすめします。目標設定の段階で文書化し、双方で合意しておくと、評価面談でのずれを防ぎやすくなります。

LINE友だち追加 キャリアに役立つ情報発信
無料で始める 登録は約30秒 | まずは1人から