仕事評価

人事評価制度の種類とは?MBO・OKR・コンピテンシー評価の違い

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監修:株式会社ストラテジックマーケティング「キャリアカ運営事務局」

人事評価制度の種類を示す図解とビジネスパーソンのイメージ

自分の会社の評価制度がどんな仕組みなのか、正確に説明できるでしょうか。評価制度の種類を知ることは、評価される側として賢く立ち回るための第一歩です。代表的な3つの制度を整理して解説します。

人事評価制度の目的とビジネスパーソンが知っておくべき理由

人事評価制度は、社員の貢献度を測り、処遇や配置に反映させるための仕組みです。企業側にとっては人材マネジメントの基盤ですが、働く側にとっても自分がどう評価されるかを左右する重要なルールです。

評価制度の種類によって、重視されるポイントや評価のタイミングが異なります。自社の制度がどのタイプに近いかを理解しておくと、日々の仕事の進め方や評価面談での伝え方を工夫しやすくなります。

MBO(目標管理制度)の仕組みと特徴

MBO(Management by Objectives)は、個人が上司と相談しながら期初に目標を設定し、期末にその達成度を評価する制度です。日本企業で広く採用されている代表的な評価手法です。

目標が個人の業務内容に紐づくため、部署や職種による評価基準のばらつきが出やすい一方、自分の役割に即した評価を受けやすいという特徴があります。目標設定の段階でどれだけ具体的な指標を盛り込めるかが、評価結果に大きく影響します。

OKRの仕組みとMBOとの違い

OKR(Objectives and Key Results)は、挑戦的な目標(Objectives)と、その達成度を測る複数の主要な成果指標(Key Results)を設定する制度です。もともとはシリコンバレーの企業を中心に広まりました。

MBOが個人評価と直結しやすいのに対し、OKRは組織全体の目標と個人の目標を連動させ、達成度自体は必ずしも100%を求めない点が大きな違いです。挑戦を促す文化と相性が良い一方、評価と直接結びつけると社員が保守的な目標を立てやすくなるという課題もあります。

コンピテンシー評価とは何か

コンピテンシー評価は、成果そのものではなく、成果を生み出す行動特性や能力に着目する評価手法です。高い成果を出す社員に共通する行動パターンをモデル化し、それに沿った行動が取れているかを評価します。

成果が数値化しにくい職種や、育成段階にある若手社員の評価に用いられることが多い手法です。行動プロセスが評価対象になるため、結果だけでなく日々の仕事の進め方も評価に影響します。

自社の評価制度を理解してキャリアに活かす方法

自社の評価制度がMBO寄りなのか、OKRやコンピテンシー評価の要素を取り入れているのかを理解すると、何をどうアピールすべきかが見えてきます。MBO寄りであれば数値目標の達成を、コンピテンシー要素が強ければ行動プロセスの説明を意識すると良いでしょう。

評価制度の仕組みを理解した上で自己評価やアピール資料を作ると、評価者にとっても納得感のある内容になります。制度への理解不足は、実力があっても正当に評価されない一因になり得ます。

社内制度だけに頼らないキャリア資産の作り方

どの評価制度にも一長一短があり、評価者の主観や部署間の基準差といった限界があります。社内評価だけに依存すると、異動や転職のたびに評価がリセットされてしまうという問題も起こります。

こうした限界を補う考え方として、上司や同僚、取引先からの評価を自分自身で記録し、キャリア資産として持っておくという方法があります。社外の第三者評価やリファレンスチェックの仕組みを活用すれば、社内制度の枠を超えて自分の働きぶりを客観的な形で示すことができます。

この記事のまとめ

よくある質問

MBOとOKRはどちらが優れた制度ですか?

どちらが優れているというより目的が異なります。MBOは個人の評価と処遇への反映に向き、OKRは組織全体の挑戦的な目標達成を促すことに向いています。企業文化や目的に応じて使い分けられています。

評価制度が変わったときはどう対応すればよいですか?

まずは新しい制度で何が評価対象になるのかを確認しましょう。目標設定の仕方や評価面談で聞かれるポイントが変わることが多いため、上司に評価基準の詳細を早めに確認しておくと安心です。

評価制度を理解することにどんなメリットがありますか?

評価される側の視点だけでなく、何が評価対象になっているかを理解できるため、日々の業務の進め方や自己アピールの仕方を工夫しやすくなります。結果として正当な評価を受けやすくなります。

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